村田 宰一 さま

会えなくなって34年が過ぎました。

一つ一つ年を重ねる度、元気でお過ごしかと・・
届かぬ思いではありますがいつも心に思っております。

あなたへの想いは断ち切る事ができず、別れた後も又やり直せる日が来ると・・
そう思う事で辛い悲しい日々を乗り越えていたように思います。

当時、あなたが会社を辞め友人からの情報も得る事ができず、
寂しがり屋のあなたの事だから、すぐに結婚してしまったんだろうと、
諦める為にも自分に言い聞かせておりました。

あなたと別れた二年後、あなたへの想いを残し…同じ職場の男性と結婚しました。
幸せになりたかった…そして幸せにしてあげたかった…
でも、少しずつ少しずつ後悔という思いが膨れていったのです。
あなたならこうするだろう、あなたならこんな風には言わないだろう、と比べてばかり・・・

十数年後、思いきってあなたの京都の実家へ電話をしました。
でも『現在使われていません』のテープの音が流れてきました・・

四季を感じる時、あなたとの思い出が蘇ってきます。
ひとみちゃん、たこちゃんは思い出があるだけで充分なんだから捜す事は諦めたら…と、慰めてくれます。


実名を出してごめんなさい。
元気でいるのを確かめたかった、幸せに過ごしているなら笑いながら昔話がしてみたい。30数年の想いが何か行動を起こさずにはいられなかったのです。


本人でなくても、どなたか消息をご存知の方どうか連絡をいただければ…と、願っております。
                   まゆみ・M
         


戻 る






Back to Top