香屋子さん、

僕が営業で、あなたの家を訪れたのが初めての出会い。
ひとめぼれした僕はあなたと再び会いたいとの想いだけで契約をもらいました。
それから何度か話す機会に恵まれるも、 僕は東京へ。
数年後、あなたが始めたという飯塚の店で、再会。
しかし、僕がまた東京へ戻ってしまったために、それから会う機会に恵まれず、最後に会ってから早、15年が経ってしまいました。
その間、何度連絡しようと思ったか…

いつの日か、家を訪ねればまた会えると、楽観していたある日、ふと連絡が取りたくなり、手紙を出したら『宛先不明』で逆戻り。
ついに連絡手段をなくしてしまった僕に、今、頼る術はありません。
良き思い出として、そのまま…とも考えたりもしましたが、どうしてもあなたにもう一度、会ってお礼が言いたい。
僕は、あなたから『恋愛』を超えた、力をもらいました。
どうか、僕のこの気持ちが、あなたに届きますように。

かず


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